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Supersprox

英国のスプロケットメーカー、Supersprox。その真価をフラットトラックレーサー・大森雅俊選手が語る!

株式会社山城が日本国内での正規代理店として輸入販売する「Supersprox(スーパースプロックス)」。レーシングフィールドで高く評価される高性能スプロケットを、あの大森雅俊選手が解説してくれました。

みなさん、Supersprox(スーパースプロックス)をご存じでしょうか?

戦後間もない1959年、イギリス・ウェールズにて興されたスプロケットメーカーで、現在ではKTMやハスクバーナ、HRC、ヤマハレーシングなど多くのオートバイメーカーやレーシングファクトリーへの製品供給やテクニカルパートナーを担っています。

そんなSupersproxのスプロケットはいったいどこが優れているのか? 日本でただひとり、世界の檜舞台で活躍するフラットトラックレーサーでSupersproxユーザーでもある大森雅俊さんにコメントをいただきました。


普通のスプロケットとSupersprox、どこが違うのでしょうか。

大森雅俊選手(以下、大森) まず仕組みが違います。通常の純正スプロケットは一般的にスチールをメインに使用していますが、Supersproxはアルミ素材とスチール素材のハイブリッドになっている。この構造はSupersproxが世界初です。


具体的にはどの部分にどの素材が使われていますか?

大森 ティースと呼ばれる歯の部分(外縁)がスチールで、中心部分はアルミが使われています。スチールは摩耗に強く、アルミは軽量というそれぞれの長所を活かしているということですね。


コンマ一秒を競うレースの世界では、摩耗のしにくさよりも軽量である方が重視されるということはないのでしょうか。

大森 たしかに車体パーツが軽いことはメリットです。でもフラットトラックの世界ではそれ以上にスプロケットの歯が摩耗しにくい、摩耗が進みにくいことの方が大切なんです。とてもセンシティブな話なのですが、ミリ単位の歯の磨耗が駆動系のセッティングと微妙なスロットルワークに大きな影響を与えてしまう。つまり勝敗を明確に左右してしまう。そのくらい神経質なパーツなのです。


なるほど。もっと具体的にお聞きしてもいいですか。

大森 フラットトラックのレースは終始スロットル開度がとても大きい。レースを通して全開走行が続きますし、スピードアベレージ(平均速度)も高くなります。モトクロスと比較してもそれは明らかで、同じコーナーの進入でもアクションが異なります。モトクロスはスロットルを全閉にしますが、フラットトラックはリヤ荷重がかかった瞬間からスロットルを全開にしていくんです。


つまりスプロケットそのものの負担が大きい?


大森 そういうことです。加えて言えば、ダート競技ゆえ土ぼこりによる歯とチェーンの間のダイレクトな摩擦もロードレースとは比較になりません。


アルミ製と比較するとどうでしょうか。

大森 アルミのスプロケットは基本的に磨耗が早いですし、磨耗が進めばチェーンの遊びも大きくなる。そしてたわんだ分のチェーンを引けば(張れば)、同時にリヤサスペンションのセッティングを変更しなくてはいけない……という悪循環が起きてしまう。ベストなセッティングを出すための手間と時間を省くためにも、スーパースプロックスのスプロケットを使う意味はとても大きいのです。


Supersproxを使うことで安定した、同じフィーリングのライディングがレースで実現できるということですね。


大森 はい。でもそれはレースフィールドに限らず一般公道でも同じメリットがあると思いますよ。確かにレースの現場ではSupersproxの精密さ、正確さをシビアに体感することができます。一方で、公道において愛車を長期間にわたって走らせる場合、セッティングの狂いも少しずつ進むので、結果的にその誤差に気づきにくい、気づかないことも多々ある。そのことを事前に防ぐ意味でもSupersproxを装着する意義がありますね。


カラーリングの豊富さもSupersproxが人気の理由かもしれません。


大森 そうなんですよ! 自分のマシンのカラーリングにマッチする好みの色(ブラック、ゴールド、レッド、ブルー、グリーン)が選べるので、オーナーの所有感は否が応でも増しますよね。ちなみに僕のレーサー、カワサキKX450にはグリーンをチョイスしています(笑)

大森さん、とても分かりやすい製品インプレッションをありがとうございました。今年の世界選手権でのご活躍、期待しています!


大森雅俊選手は2024年、ワールドクラスのトップライダーが集うFIMフラットトラック世界選手権にイタリア・ヴェローナのファクトリーチーム「ZAETA」から全戦参戦することが決定しました。トレードマークであるゼッケン70番をみんなで応援しましょう!
大森雅俊選手:公式ホームページ
大森雅俊選手:Instagram
大森雅俊選手:X
大森雅俊選手:Facebook


2024年「FIMフラットトラック世界選手権」開催スケジュール
第1戦/7月20日 イタリア(ボーヴェス)
第2戦/7月27日 ドイツ(マイセン)
第3戦/8月24日 イギリス(キングズ・リン)
第4戦/9月7日 フランス(モリゼ)
第5戦/10月5日 チェコ(パルドゥビツェ)
第6戦/10月12日 ハンガリー(デブレツェン)


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