SPIDI TEXTECHとは?バイクウェアの素材技術をわかりやすく解説
Mar 30, 2026
バイクウェアを見ていると、素材や機能について様々な表記があります。
イタリアのモーターサイクルウェアブランドSPIDI のジャケットでも
「TEXTECH(テックステック)」という言葉が使われています。
この記事ではTEXTECHがどのような技術なのかを解説します。
TEXTECHは“素材の名前”ではない
TEXTECHは革に代わる素材として、高い耐久性を備えながらも軽量で洗濯しやすく、
より快適な着心地を実現するファブリックを目指して開発され、
現在ではSPIDIのH2OUTを除く全てのSPIDIジャケットに使われています。
まず知っておきたいポイントは、TEXTECHは単一の素材名ではないということです。TEXTECHとは用途に応じて設計されたテキスタイル技術(素材設計)を指します。
なぜTEXTECHが必要なのか
バイクウェアには相反する性能が求められます。
例えば
- 強さ(耐摩耗性)
- 軽さ
- 動きやすさ
- 通気性
これらをすべて満たすのは簡単ではありません。
そこでSPIDIは用途に応じて素材を組み合わせる設計を行っています。
TEXTECHの考え方
TEXTECHは次のような考え方で設計されています。
用途に合わせる
- ツーリング
- 夏用(メッシュ)
- 街乗り
用途によって最適な素材は変わります。
ツーリングにはツーリングに、夏用には夏に必要とされる基準があり、
それを満たす素材構成のSPIDIなりの最適解がTEXTECHと言えます。
性能のバランスを取る
- 強さだけでなく
- 軽さや快適性も重視
強度基準を定めてただ強い生地を使っても良いジャケットにはなりません。
TEXTECHは引き裂き強度、耐摩耗性といった強度だけでなく
軽量性、撥水性、通気性、防風性等も含めた基準を満たす素材構成です。
この考え方がSPIDIが軽さや着心地の良さで高評価を得ている要因となっています。
素材を組み合わせる
- 高耐久素材
- メッシュ
- 補強パネル
など複数の素材を使うジャケットにおいて、
ひとつの素材だけにフォーカスしても良い結果は生みません。
TEXTECHは必要な素材を素材群として捉え、それを適材適所に配置します。
実際のジャケットでの違い
例えばSPIDIのジャケットでも
- メッシュモデル → 通気性重視
- ツーリングモデル → 防水・耐久性重視
といった違いがあります。
どちらもTEXTECHの考え方に基づいて設計されています。
なぜ重要なのか
バイクウェアの性能は
- 見た目
- 厚み
だけでは判断できません。
重要なのはどのように素材が設計されているかです。
TEXTECHはその設計思想を表すものです。
SPIDIのジャケットに共通する理由
SPIDI の多くのジャケットにTEXTECHが使われているのは、
用途に応じた最適な性能を実現するためです。
そして全てのTEXTECHはセーフティラボでテストされ、
安全性、快適性各項目において品質基準を満たしているか確認されています。
まとめ
TEXTECHとは
- 素材の名前ではなく
- テキスタイル設計の考え方
です。
バイクウェア選びではこうした設計の違いを知ることで、
自分に合ったモデルを選びやすくなります。
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