コンテンツにスキップ
バイク用グローブをぶった斬ってみた!

バイク用グローブをぶった斬ってみた!

ウインターグローブの「内部構造」について、ちょっとお勉強してみよう

「真冬に大活躍するウインターグローブだけど、そもそもどうして暖かいの?」
そんな素朴なQuestionAnswerする今回のidealブログは特殊技術を使って断面カットした冬用グローブを真横から詳しく解説します!

 

中身に注目すると、グローブへの愛はもっと深まる

今回はバイク用グローブの中身について、少しだけお勉強しちゃおうぜ! という回です。

ライディンググローブを購入する際、みなさんはまず素材(化繊/レザー/ヒート系)やバイクの種類を含めた用途(街乗り/ツーリング/コンペティション/雨天)を先行させて選びをスタートさせることでしょう。そして次に、デザインやカラーリング、プロテクター類などの見た目の好みで絞り込んでいくはずです。

そんな選びのキーポイントにもうひとつ、「内部構造」を加えてみませんか?

求められる機能がとくに多い冬用グローブの場合、グローブにあらかじめ仕込まれている機能(ハイテク生地や高機能フィルム)などによってライダーが欲している「保温力」や「握りやすさ」、「耐候性」、「耐衝撃性」のレベルが変わってきます。

はたしてどんな構造になっているのか?

さっそく分解してみましょう!

 

まるで“十二ひとえ”なウインターグローブはこんなに複雑!

今回、内部構造を知るために用いるのはidealブランド・冬のアイテム「ID-115 アクシスEX」です。リーズナブルなプライスにもかかわらず「これでもか!」の勢いで作り込まれた高機能ウインターグローブはこのような精密さで設計されています。

 

<甲側>

01 インナーボア
空気の層を作るマイクロフリース素材のボアが保温力を高め、また温感のフィーリングも向上。アクシス2の場合、指先までレイアウトされています。

02 中綿
高い断熱性とともに、温まった空気を内部に蓄えることでグローブ内の温度をキープします。

03 フィルム
優れた透湿・防水・防風性能によって雨風の侵入を防ぎ、防寒対策をより確かなものにします。

04 クッション素材
可動部分にシャーリング加工されたクッションをレイアウト。フローティング構造を機能させるとともに、操作性を犠牲にすることなく耐衝撃性も確保します。

05 アウター生地
耐摩耗性に優れたタフな化学繊維を用いてグローブ本体のフォルムを守ります。

06 クッション素材
転倒時によるインパクトや擦過をソフトなクッション材で柔軟に吸収し、外傷から手からを守ります。

07 ナックルプロテクター
転倒時の主に第一インパクトをラバー製のハード素材によって吸収し、外傷から手からを守ります。

 

<手のひら側>

01 インナー生地
直接に手指に触れることを考慮し、吸放湿性に優れる肌触りの良いベンベルグ社製の生地をインナーに使用します。

02 フィルム
甲側のみならず手のひら側にもフィルムをレイアウト。雨風の侵入を防ぎ、防寒対策をより確かなものにします。

03 アウター生地
耐摩耗性に優れたタフな化学繊維を用いてグローブ本体のフォルムを守ります。

04 クッション素材
ハンドルから伝わってくるバイブレーションをソフトなクッション材で吸収することによって疲労を軽減。さらに耐衝撃性も確保します。

05 プロテクター
ハンドルグリップとグローブの間に起きる摩擦による摩耗を軽減し、グローブ本体を守ります。また別部位にはラバー製パームプロテクターも備わっています。

 以上、まさに十二単(じゅうにひとえ)なアクシス212枚重ね着、その仕組みを説明させていただきました!

グローブの中身こんなにハイテクかつ複雑なことになっていたなんて、ご存じでしたか? 徹底的に工夫された内部構造を知ると、なんだかキモチまであったかくなってくるのは不思議ですね。

真冬の防寒対策をより高いレベルへ押し上げたいときは、グローブ内部の構造を知った上でマイベストグローブをチョイスしましょう。そのことがより間違いのない、愛着の湧くグローブ選びへとつながっていくからです!

 

次回、のテーマは「自分の手にジャストなグローブサイズを確かめよう」です。

なかなかひと筋縄ではいかないバイク用グローブの「ジャストサイズ」について、プロのアドバイスからサイジングの極意を学びましょう。

 

=今回使用したグローブはこちら=

 

古い投稿
新しい投稿

おすすめ記事

夏のバイクはヘルメットが暑い!少しでも快適にツーリングを楽しむための選び方と暑さ対策

2026年7月21日

夏のバイクはヘルメットが暑い!少しでも快適にツーリングを楽しむための選び方と暑さ対策

夏のツーリングは青空や景色を満喫できる反面、多くのライダーが悩まされるのがヘルメットの暑さです。 信号待ちでは熱がこもり、走り終わる頃には汗で内装がびっしょり……という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。 とはいえ、安全...
真夏のバイクグローブ、汗対策で寿命は変わる?長く快適に使うためのメンテナンス方法

2026年7月13日

真夏のバイクグローブ、汗対策で寿命は変わる?長く快適に使うためのメンテナンス方法

夏のツーリングを終えてグローブを脱ぐと、汗でしっとりと湿っていることはありませんか? 真夏のライディングでは、手は想像以上に汗をかいています。実はこの汗こそが、グローブの寿命を左右する大きな要因のひとつです。 特にレザーグローブは天然...
夏のレザーグローブは暑い?実際に向いているシーンとは

2026年7月6日

夏のレザーグローブは暑い?実際に向いているシーンとは

「夏にレザーグローブなんて暑すぎるのでは?」 そんなイメージを持っているライダーは少なくありません。 確かに真夏の市街地では、通気性に優れたメッシュグローブが快適な場面もあります。しかし、走る場所や乗り方によっては、レザーグローブの方...

ショッピングカート