電熱ヒートグローブを2タイプの電源で使い分けよう!
Nov 02, 2022
吐く息もすっかりと白くなってきました。身も凍えるウインターシーズンの到来です。
四方八方から吹きつけてくる寒風を少しでもシャットアウトするために、電熱ヒートグローブの賢い使い方を今回はレクチャーします!
電熱ヒートグローブへの給電方法は2つ!
保温、発熱、防風、防水、透湿、プロテクション、フィッティング……。
最新のテクノロジー、最良のマテリアルを駆使して開発される「ウインターグローブ」への機能的要求度はとても高く、サマーモデルとは角度が違うアプローチでデザインしなければいけないのが難しいところです。
種々あるidealシリーズのウインターモデルの中でも、今回は電熱ヒートモデルにスポットを当てていきましょう。もっともホットなトピックは、従来のバッテリー給電タイプに加えて、新たに車体から電源を引く「車両電源タイプ」にも対応するアイテムが新発売されたこと。……カンタンに言うと、バイクから電源がとれるようになりました!
専用バッテリーは2タイプが用意されている
idealが電熱ヒートグローブに用意しているリチウムバッテリーは2種類あります。
<上>
リペアバッテリー/3,000mAh(IDHB-3000)は、エコノミーモードで最長5時間30分、ノーマルモードで4時間 40分 、ハイパワーモードで2時間30分使える7.4V/3,000mAh バッテリーです。
4,400円。突起部を含めてのサイズは50×71×18mm。
<下>
リペアバッテリー/2,200mAh(IDHB-2200)は、エコノミーモードで最長4時間、ノーマルモードで3時間 、ハイパワーモードで2時間使える7.4V/2,200mAhバッテリーです。
3,850円。突起部を含めてのサイズは60×65×16mm。
※ 気温やライディング環境により、バッテリー駆動時間(電熱時間)は異なる可能性があります。
2種のリペアバッテリーは製品で分けて使う
リペアバッテリー/3,000mAhは
ID-201/HEAT1
ID-202/HEAT2
ID-203/HEAT3
にピッタリなサイズです。
ID-203 BC/HEAT3 BCにも装着できます。
リペアバッテリー/2,200mAhは
ID-204/HEAT4
の専用バッテリーです。
ID-204/BC HEAT4 BCにも装着できます。
新登場! バッテリー接続型の「ヒートグローブ専用ケーブル」
そして今シーズンから新たに製品ラインアップに加えられたのがこちらのアクセサリー、バッテリー接続型の「ヒートグローブ専用ケーブル」(IDHCB/4,510円)です。
「IDHCB」にはバッテリーにつなぐ「電源ケーブル」、変圧交換機の入った「チャージケーブル」、ヒートグローブに接続する「Yケーブル」の3本のコードがセットで入っています。
ライダーにとってもっとも嬉しいのが、バッテリーの残量を気にせずに使える──ということ。idealヒートグローブ(電熱グローブ)シリーズのための専用品として開発されたケーブルキット「IDHCB」は、バイクのアクセサリー(ACC)電源から電力をまかないますのでチャージの手間がかかりません。ロングツーリングや日々の通勤通学時にたいへん重宝するでしょう。
装着の際は、トップスであるライディングウェアの袖の中に電源コード(Yケーブル)を通して使うのが便利です。乗降車の際にプラグを抜き差しする手間がデメリットですが、それ以上に、安定した電力供給によるホットな使い心地を優先するライダーにとっては代えがたい装備と言えます。
※接続ケーブルの取り付けは、国家資格を持つ整備士が行ってください。
※排気量125cc以下などの発電量が低い車両の場合は、充電が不十分になりバッテリートラブルが発生する場合がございますのでご注意ください。
ID-204BC/HEAT4 BC 1万7600円
ID-203BC/HEAT3 BC 2万6400円
車載バッテリーから電源をとるヒートグローブ専用ケーブル。でも実際にはバッテリーからダイレクトにケーブルを引くわけではなく、アクセサリー電源(ヘッドライトやテールランプ、ウインカーなど)の配線から分岐させて電力をまかなうのが一般的だ。
ライダーのジャケットの中に潜ませたYケーブルと、車体側のチャージケーブルをウェストあたりで接続する。バイクを離れるときはコネクターを抜くことを忘れないように。
手軽さのバッテリータイプか、安定の車両電源タイプか?
給電方法が2つから選べるようになったidealの電熱ヒートグローブ、いかがだったでしょうか?
バッテリータイプの手軽さもステキですが、尽きることない電力をサプライしてくれる車両電源タイプの安心感も際立っています。どちらのタイプをとるかは……ライダーであるあなたの使い方次第。もちろん、両方を欲張ることができるのも、ideal製ヒートグローブの長所のひとつかもしれませんね!
次回12月は、効果の高いサブアイテム「インナーグローブ」を紹介します!