できれば一生使いたくない!高速道路の非常電話の使い方
Sep 26, 2024
できれば一生お世話になりたくない……
高速道路を走っていると必ず目にする非常電話……
存在は知っているけど、実際にどうやって使うかイメージが湧かない……
そんな風に感じている方は多いはず。
今回は高速道路の非常電話についてご紹介します。
ざっくり計算で2万個以上!
高速道路を走っているとなんだか無限に非常電話が存在するように感じると思います。
もちろん無限にあるわけではありませんが、高速道路上には1㎞おきに、トンネル内は200mおきに、非常駐車帯、バスストップ、SAやPA等いたるところに設置されています。
出典:安全性向上3カ年計画の取組み状況
https://www.c-nexco.co.jp/corporate/safety/torikumi/torikumi/vol08/
そんな非常電話の使い方ですが、ダイヤルを押したり、通報先を調べる必要はなく受話器を取るだけ!
非常電話は24時間365日対応してくれる道路管制センター直通になっているので、つながったら係員さんの案内に従ってトラブル内容を伝えましょう。
使用料は無料なので緊急事態の時は躊躇せずすぐに使いましょう。
出典:安全性向上3カ年計画の取組み状況
https://www.c-nexco.co.jp/corporate/safety/torikumi/torikumi/vol08/
ちなみにこの受話器を取った時にこちらのおよその位置が道路管制センターに伝わるようになっているので、現在地がすぐに把握できなくても問題ありません。
言葉で伝えることが難しい場合は「故障」「事故」「救急」「火災」というボタンがあるのでそれを押すことで大まかなトラブル内容を伝えることができます。
とっさに思い出せますか?「#9910」
ちなみに携帯電話からも通話料無料の「#9910 道路緊急ダイヤル」から高速道路のトラブルを伝えることができますが、現在地を自分で伝えないといけないためトラブルの発生場所の特定に時間がかかります。
さらに携帯電話では電波が通じない場所、通信状況、バッテリー残量など様々な要因で通報が難しいことがあります。
非常電話であれば事故発生地点の特定が早い!
非常電話であれば道路管制センター専用の通信回線なので通信状況や電波は関係なく、電気は常に供給されているのでバッテリー切れの心配もありません。
状況にもよりますが、非常電話でトラブルを伝える方が良い場面が多いと覚えておいてください!
以上、高速道路の非常電話についてでした!
できれば一生使いたくないですね……非常電話……
皆様もご安全なツーリングを……