高性能ミラーシールド「エキストラシールド」はどこがスゴい?
未経験なアナタのためのミラーシールド入門②
Jul 30, 2024
二輪パーツマーケットではたくさんの種類が選べるミラーシールド。その中でもとくに信頼を寄せるファンが多いのが「エキストラシールド」です。隠された美点と人気のヒミツをいろいろ探ってみましょう!
エキストラシールドって、何だろう?
前回のブログではミラーシールドの一般的なメリットについて触れましたが、今回と次回はあまたある市販ミラーシールドの中でもとりわけ人気の高い「エキストラシールド」について解説しましょう。
株式会社山城が製造/販売する「エキストラシールド」には、大きく分けて2つのラインナップがあります。ひとつはフルフェイスヘルメット用のミラーシールドで、もうひとつはストリートジェットヘルメット用のバブルミラーシールドです。
「視界」にフォーカスし、一貫して“見やすさ”にこだわることを基本コンセプトにエキストラシールドは作られています。
エキストラシールドが目指しているもの
一般的なミラーシールドとエキストラシールドの違いはどこにあるのでしょうか?
それをひと言で言うなら、「日本人の目に合わせて開発された特別なミラー加工」と表現できます。
眼への負担を減らすこと。それはつまり、目に優しいシールド、ということになると思います。眼精疲労を軽減するために特別なミラーコーティングを施す──それはいったいどういうことなのでしょうか? 分かりやすく以下に挙げていきましょう。
ミラーシールドのメリットとデメリットはどこにあるのでしょうか?
特殊なミラー被膜で視界の歪みを最小限に抑え、眼精疲労を軽減。
おもに海外製に目立つ安価なミラーシールド。その多くには特定の下地塗装(アンダーコート)が施されています。しかしこの下地塗装こそがいくつかの不具合を発生させてしまうことをご存知でしょうか? それらにはミラーコーティングの吸着や発色を高めるためにスモークのようなアンダーコートが乗せていますが、これが視界の歪みやシールドへの映り込み、視野の暗化を生んでしまいます。エキストラシールドは熟達した職人の高い技術によって下地塗装を必要とせず、特殊なミラー被膜を正確に蒸着させることができるのです。
信頼のメーカー純正品(アライ、ショウエイ)をベースにミラー加工。
土台(ベース)となるシールドは高品質に越したことはありません。国内大手二社の純正シールドを採用しミラー加工をていねいに施します。
メガネ製作で培った高い技術を持つ熟練職人。
コーティング(蒸着)はとりわけ繊細な作業。高度なスキルがなければハイクオリティなミラーシールドは完成できません。卓越した技術を持つプロフェッショナルがその施工に当たります。
エキストラシールドは紫外線を99%カット。
見た目のスタイリッシュさも大事ですが、第一に大切なのはライダーの眼を最大限に保護すること。眩しさを取りのぞくだけでなく紫外線を99%カットします。
シールド表面には撥水コーティングを施工。
不意の降雨でもそのまま使用することが可能です。
みなさん、いかがでしょうか? これら企画性の高い商品を継続して生産できるのは、間違いなくハイスキルな技術者である職人さんや製造スタッフの存在があってこそ。そのことをお伝えできたとすれば今回のブログは大成功です。百聞は一見にしかず。ぜひお手元のヘルメットにエキストラシールドを装着して、その高いパフォーマンスをめいっぱい体感してください!